確定申告に出向いて、母の提出書類に加えるものがありました。
マイナンバー確認書類です。
数年前に両親のところに届いたナイナンバーの通知、二人に保管は期待できない。
マイナンバーの証明は、通知書類かマイナンバーの書かれた住民票が必要とのこと。
そこで、市役所の出張サービスセンターに出向き、母の住民票の交付願を提出した。
ところが、住民票は本人(母)の自宅に郵送するとのこと。
「ええっ、即時でもらえないのですか?」
「マイナンバーが記入された住民票は、本人以外にお渡しできないのです」
「どうやって受け取るのですか?」
「ご本人様に郵送します」
「受け取っても、無くすよ。そもそも、母がここに来られないから、
私が来ているのですが・・・」
「同居であればお受け取りできますが、ご住所が異なる場合は
郵送になります」
「母が無くしたら、また手数料払って発行ですか?」
「申し訳ないが、そうなります」
・・・はあ。
これからの社会、高齢化が進むと高齢者は複雑な手続きや、遠くに出向くことが困難になる。自分のことが、自分でできなくなる。
離れて暮らす家族が両親のことを思い、手を差し伸べても、このような時間と手間がかかるばかり。
これでは、自己判断できない高齢者、家から出られない高齢者は、不利益を被ることになるのではないだろうか。
これで、いいのだろうか。
公的な手続きが必要になることを思うと、同居をお勧めします。
・・・そういえば、銀行口座の解約も大変だった。