父のリハビリ

今の医療技術は、優れたものだと感じました。

 

 

脳出血は初期症状で出血もひどくなく、手術をせずに投薬で済んだ。散歩することが可能にるまで回復した。

 

脳梗塞後は、大変だった。

話はできない、文字は書けない、こちらの話を理解できているのか全く不明。それでも、通院によるリハビリで、なんとか会話ができるようになった。

 

父に、その時はどんな感じだったのかを聞いた。

「まるで、いきなり外国の街に放り出されたようだった」

「会話は聞こえる。でも、意味がわからない」

「意味は分かってきても、それを言葉とか、文字に表せない」

 

言葉は全く不自由だったが、物の使い方は理解はできていた。

杖もスプーンも、湯呑にお茶をついで飲むことも。

 

心筋梗塞の時は、ペースメーカーを埋め込んだ。

救急搬送され時は、血圧や心電図のモニターの波は乱れていて、これで大丈夫かと心配していたのが、数日後には安定した。

 

毎回、不自由さは残ったが、自宅に戻って生活できるまで回復した。

 

日本の医療はすばらしい。