グループホームに荷物を搬入しました。
明日から父は施設入所となります。
朝9時30分、ミニバンの後部に荷物を詰め込み、弟と出発した。
布団、毛布、普段着に肌着。
箸スプーンに洗面用具。
電気髭剃り、ゴミ箱、ティッシュ・・・忘れてはいけない処方薬。
父に、「明日から、施設に入るよ。戻ってくることは、ないかも。」と告げた。
半分、涙顔だった。
大正時代の建築家屋。村人の手を借りて大屋敷を建てたと聞く。
父は生まれから、自宅から離れて生活をしたことはない。
寂しいだろうな。
でも、病状が不安定な母との生活は、二人が心配であるとともに、私の仕事への影響が大きい。やるせないが、仕方がない。
東京から駆け付けた弟に、明日の入所をお願いし、自宅に戻った。
弟よ、明日よろしく。