3月退職を迎えましたが、母の世話に時間が割かれるため、再雇用等は考えませんでした。
4月以降、実家の離れ(別荘)生活になっています。
が、日中デイサービスの時間帯にできる仕事を与えていただき、今日に至りました。
母を送り出す時間と迎える時間にいることができ、目の届かない不安はなくなりました。
が、・・・
3月退職を迎えましたが、母の世話に時間が割かれるため、再雇用等は考えませんでした。
4月以降、実家の離れ(別荘)生活になっています。
が、日中デイサービスの時間帯にできる仕事を与えていただき、今日に至りました。
母を送り出す時間と迎える時間にいることができ、目の届かない不安はなくなりました。
が、・・・
不安があったので、家財処分の立ち合いに出向きました。
仕事の都合もあり、立ち会える時間は限られている。出向いたのは10時。すでに業者は整理を始めていた。
業者は一人であったが、手際よく分別している。
しかし、怖い。
残っていた貴金属、現金、身分証明や保険関係、その他資産に係る書類… どうなるのだろう。
思い切って、訪ねた。
「後片づけした物はどうなるのですか?」
「家具や衣服などは処分します
貴重品等は取りまとめてNPO契約の弁護士に預けます」
「私が探せるものはないのですか?」
「こちらの契約がNPO法人なので、具体的に何を探してほしいか、
何を残して欲しいかは、NPOからのお話で進めています
そちらにお問い合わせください」
関わる人がいなければ、知らずに、何事もなく過ぎていくだろう。
しかし、叔父の生活を、最後に、僅かではあるが、立ち会った私からすれば、すべてが人に委ねられているこの現状は、何か釈然としない。
世の中、こうなるのか。
寂しい葬儀でした。
身寄りのない叔父は、生前に、万が一の場合は葬儀や身辺整理をNPO法人に任せる契約をしていました。
葬儀は、NPO法人から依頼のあった葬儀社。僧侶も依頼を受けた方。
街中の葬儀社でしたが、葬式は広い式場ではなく、棺が置けるだけの狭い部屋。
え… ここで?と思わず聞き直したくらい。
緊急時として、叔母の連絡先を伝えてあったのが、せめてもの幸いだった。
何とか参列したのは、私の家族と従妹の6名。窮屈な部屋だった。
前日に弟が急遽帰省し、叔父の住むマンション管理人に事情を伝え、部屋に入らせてもらった。何かしら、葬儀に飾れるものはないかと。
ご夫婦の思い出の写真を数枚選び、棺に飾らせてもらった。
もし、連絡がつけられない方だったら、どうなるのか。
高齢化社会、独居老人、孤独死… 高齢化を迎えた今の日本を垣間見た気がする。
昨日の連絡を受け、叔父の住むマンションに出向きました。
大きなマンションなので、管理人さんが常駐しています。
親族であることを伝え、昨日の様子などいろいろ聞いた。
救急搬送された朝のこと。
朝、ヘルパーさんの訪問時に、部屋で倒れていたのを見つけ、救急搬送されたという。
ほんの数か月前に、叔父の体調を不安に感じていたマンションの自治会が、叔父に社会援助の相談を持ち掛け、ヘルパーさんが訪問していたそうだ。
そして、ここ数年の叔父の生活ようす。
独り暮らしの寂しさか、酒は増え、路上で倒れて救急車が来ていたという話も聞いた。
行きつけのお好み屋さんがすぐそこにあるから、聴いてみるといいよ、と。
出向いた。 色々聞けた。