半年以上書き込み放置

3月退職を迎えましたが、母の世話に時間が割かれるため、再雇用等は考えませんでした。

4月以降、実家の離れ(別荘)生活になっています。

 

が、日中デイサービスの時間帯にできる仕事を与えていただき、今日に至りました。

母を送り出す時間と迎える時間にいることができ、目の届かない不安はなくなりました。

 

が、・・・

相続代表として

叔父の葬儀の時に、今後の相続手続きをどうするか、参列者(血読関係は、私、私の弟、従妹1名)と相談した。

叔父の兄妹は80歳を超え、各所に出向くことも、判断することも、相談も、連絡もできない。代表して私がすることになっていた。

 

僅かながら残された資産の分割は、公平で皆さんが納得がいかなければならない。

またまた、大変なこと。

 

奥さまと子どもがいないため、関係する兄妹2名と、亡くなった兄妹の子4名が関係者。

案を作って、それぞれに連絡して、了解を得るための苦労…

 

 

 

残されたもの

しばらくして、弁護士から連絡があった。
遺品整理で残されたものをお渡しします、と。

 

事務所に出かけ渡されたものは、医療や介護の保険者証、身分証明書、現金、通帳、印鑑に貴重品、生命保険の証書…

まとめて、紙袋一つ分。

 

あの部屋から、細かい、これらのものを探し出してくれたのには感謝するが、それにしても、渡されたものがこれだけとは。

 

銀行に出向いて口座の停止をお願いするとともに、取引の残額を確認したところ、すでに、NPO法人から、葬儀費用や部屋の片づけ費用が引き落としされていた。

 

仕方がないとはいえ、葬儀や後片付け費用に親族意志は反映されていない、な。

 

 

 

NPO法人と弁護士

叔父は数か月前から、介護サービスの世話になっていて、連絡先を叔母にしていた。

叔母も80歳を超えているため、連絡があれば娘(私の従)からこちらに連絡が入ったのが今回のいきさつ。

昨日の部屋の様子を見て、残っていた現金・財産・貴金属・死亡保険の受取など、どうなることやらと思い、NPOに連絡した。

 

話を聞くと、残された遺品などは身辺整理の業者から弁護士に渡されるとのこと。

何がどれだけ残されたのか。

 

 

何も無くなった

日を置いて、叔父の部屋を見に行きました。

きれいさっぱり。何もありません。


家具、テーブル、エアコン… 取り外せない物以外は、何もありません。
ベランダにあった鉢もありません。

綺麗に片付いていました。




部屋の家財処分

不安があったので、家財処分の立ち合いに出向きました。


仕事の都合もあり、立ち会える時間は限られている。出向いたのは10時。すでに業者は整理を始めていた。

業者は一人であったが、手際よく分別している。


しかし、怖い。
残っていた貴金属、現金、身分証明や保険関係、その他資産に係る書類… どうなるのだろう。


思い切って、訪ねた。

 「後片づけした物はどうなるのですか?」
   「家具や衣服などは処分します
    貴重品等は取りまとめてNPO契約の弁護士に預けます」

 「私が探せるものはないのですか?」
   「こちらの契約がNPO法人なので、具体的に何を探してほしいか、
    何を残して欲しいかは、NPOからのお話で進めています
    そちらにお問い合わせください」

 

関わる人がいなければ、知らずに、何事もなく過ぎていくだろう。

しかし、叔父の生活を、最後に、僅かではあるが、立ち会った私からすれば、すべてが人に委ねられているこの現状は、何か釈然としない。

 

世の中、こうなるのか。

 

 

部屋の片づけ

叔父の葬儀が終わり、程なくして、家財整理の連絡が入りました。

室内の整理、処分に業者に伺います、と。


えっ?
叔父が、死後の整理まで契約していたのは分かるが、こんなに早急とは…


マンションの部屋を見てもらい、期日の打合せ。
費用は、NPO法人から頂きますので負担はない、と。

 

叔父が生活していたこの部屋に、何があるかもわからず、翌週の一日ですべて持ち出すという。

そんなものなの?

とてつもなく、不安。

 

 

 

叔父の葬儀

寂しい葬儀でした。

身寄りのない叔父は、生前に、万が一の場合は葬儀や身辺整理をNPO法人に任せる契約をしていました。

 

葬儀は、NPO法人から依頼のあった葬儀社。僧侶も依頼を受けた方。
街中の葬儀社でしたが、葬式は広い式場ではなく、棺が置けるだけの狭い部屋。
え… ここで?と思わず聞き直したくらい。

 


緊急時として、叔母の連絡先を伝えてあったのが、せめてもの幸いだった。
何とか参列したのは、私の家族と従妹の6名。窮屈な部屋だった。

 


前日に弟が急遽帰省し、叔父の住むマンション管理人に事情を伝え、部屋に入らせてもらった。何かしら、葬儀に飾れるものはないかと。
ご夫婦の思い出の写真を数枚選び、棺に飾らせてもらった。

 

もし、連絡がつけられない方だったら、どうなるのか。

高齢化社会、独居老人、孤独死… 高齢化を迎えた今の日本を垣間見た気がする。


お好み屋さんで

管理人さんから聞いた叔父の行きつけだったお好み焼き屋さん。

すぐ近くあるビル一階の貸店舗。

なじみ客が通う小さな店。

 

開店準備中に、お邪魔した。

急な知らせを驚きながら、今まで長く通ってくれたことを話してくれた。

 

 ほぼ、毎日だったね

 飲む方が多くてね

 でも、ここで出会った方、何人かと意気投合してね

 それが、楽しかったみたい

 

 でもね、心配してた

 …可哀そうに

 

 

生前、楽しかった思い出のお店を、訪ねることができて良かった。

 

 

 

 

連絡を受け

昨日の連絡を受け、叔父の住むマンションに出向きました。

大きなマンションなので、管理人さんが常駐しています。


親族であることを伝え、昨日の様子などいろいろ聞いた。

 

救急搬送された朝のこと。

朝、ヘルパーさんの訪問時に、部屋で倒れていたのを見つけ、救急搬送されたという。

ほんの数か月前に、叔父の体調を不安に感じていたマンションの自治会が、叔父に社会援助の相談を持ち掛け、ヘルパーさんが訪問していたそうだ。

そして、ここ数年の叔父の生活ようす。

独り暮らしの寂しさか、酒は増え、路上で倒れて救急車が来ていたという話も聞いた。

 

行きつけのお好み屋さんがすぐそこにあるから、聴いてみるといいよ、と。

出向いた。 色々聞けた。