診察を終え、自宅に戻り、昼ごはんの用意をして、仕事に行くことにしました。
コロナウイルスの対応について、方針を出さなければいけません。
母の様子が気になり、打ち合わせと指示をして早めに仕事から実家に戻った。
夜7時。
ところが、居間の電気とテレビがついたままで、母の姿が見当たらない。
昼ご飯も、少し手を付けたまま。
どうした?どこにいるのか?
おい!
母がベッドの横で、紙パンツを下げたまま、横たわっていた。
服は、びしょびしょ。
服を脱がせ、着替えさせ、ベッドに入れたが、
「動けない。死にたい。もう、どうでもいい」
と。
くっそ、何とかしてくれ!!
認知症なんか、どうでもいい!
動けるようにしてくれ!